2012-11-20

近畿臨床工学会報告③ -最終章-


■近畿臨床工学会 2日目■  -Y・ボードシンポジウム-
こんにちは。組織/Y・ボード委員会、近畿地区担当の井ノ上です。
和歌山県で開催された第19回近畿臨床工学会の報告最終章です。2日間で400名以上の方が参加され、大盛況でありました☆
またY・ボードシンポジウムは                                          事前に演者さまへの質問を100件以上お受けし、QA方式で行いました。
シンポジウム会場はこちらです♪

人集め隊としてがんばってくれた京都府担当の三宅さんと福山さんです。ありがとう!
また演者については著名で素晴らしい先生方に依頼したので、ぜひたくさんの方にお越しいただきたく、シンポジウム参加者目標を無謀にも100人と設定しました。
開催地が和歌山県でしたので、他府県からのアクセス面を考え、今回の広報は和歌山県の担当の田村さん、辻さんが南北に長い和歌山県の会員がいらっしゃる施設を20施設以上、実際に足を使って回ってくれました。お疲れさまでした☆
そして、嘘みたいなほんとの話で、当日はなんと目標であった100人の方にお越しいただきました! 皆さまお越しいただきありがとうございました☆


著名な先生方ばかりでしたので、ディスカッションも非常に盛り上がり、時間が足りない状況で終了いたしました。
席も満席となり、参加していただけた方、若手・先輩技士関係なく、「おもしろかった」「納得できた」「もっと聞きたかった」「大成功でしたね!」という声をいただきました。



司会者は、今回のシンポジウムの企画者である大阪府担当の杉浦さんと、奈良県担当岩下さんです☆杉浦さんは、前日の朝から、緊張でお腹の調子が悪く真っ青な顔をしていましたが、無事に司会をやりとげました。
最初から演者さまの素晴らしいご発表が続き、息をのむ暇もなく‥内容が凝縮されておりましたがとても面白く、テーマの設定も間違いはなかった、と思いました。
ディスカッションの時間となり、


「スペシャリストとジェネラリスト」についてのディスカッションも大変興味深く、皆さまのご発言に、Y・ボードだけでなく、参加された方が皆釘付けになって参加させていただきました。

スペシャリストとジェネラリストとは‥
施設ごとに求められていることも違うし、概念、定義がないため、何をもってスペシャリスト、ジェネラリストというのか。
一つの業務だけ知識や技術が抜き出ていたら、スペシャリストなのか。でも別のジェネラリストがいてその人はすべての業務において、さきほどの抜き出ていたレベルを超えたジェネラリストがいても、前者の人はスペシャリストというのか。それは、言わないですよね。
きっとスペシャリストとは、全国でも最先端で活躍されている限られた数%の方々のことを呼ぶ、すなわちその方々のことしか呼ばないのでは!
‥ということは、それ以外の大半を占める私たち若手が目標とするのはジェネラリストがいい。ジェネラリストを目標にいろんな業務を習熟していくのがいいのではないでしょうか。

その話をお聞きしながら、別の学会で、「研修医制度」のような「研修ME」のような制度を作るべき、という話題が出ていたことを思い出しました。
やっぱり、地方にいくとクリニックなどの透析に従事する方々が多くを占めるため、なかなかいろんな業務に携わることはできないのが現状。学生の方が社会(臨床)に出る前に、特定の病院や大学病院などでたくさんの業務を経験できる時間を設けられれば、という内容でした。
それって名案なのでは。透析業務にも、代謝だけでなく、呼吸・循環・栄養‥についてすべて必要となる分野ですもんね。
「スペシャリスト」と「ジェネラリスト」という言葉を簡単に使っていましたが、奥が深いですね~。 演者の皆さまのおかげで、本当に内容の濃い、有意義なシンポジウムが開催できたと思います。
実際に質問数が一番多かった「女性技士の抱える問題」や「技士会、家庭、仕事の両立方法」についてはディスカッションできなかったことが残念でなりません。ご参加いただいた皆さま、すみませんでした。このくやしい気持ちを忘れず、絶対に次につなげていきます。


というわけで、学会終了後にY・ボードメンバー集合☆
滋賀県担当の保井さん(上方・左から3人目)は人集めに率先していってくれました!        皆いつもより自発的、積極的な行動が多くみられ、ステキでしたよ♪近畿の絆をはじめて(?)いえいえ、再確認いたしました。


もちろん最後はご当地ラーメン!これがないとね‥。美味しかった~♪♪


来年の開催地は奈良県です。せんとくんとともに皆でがんばるぞ~!
いつかどこかで、必ず今回のリベンジを行います‥ふふふ。


読んでいただいてありがとうございました☆ また来年~()


近畿地区担当 井ノ上さま
3部にわたる学会報告ありがとうございました!佐賀や九州からはなかなか近畿臨床工学会には参加できませんので、雰囲気などを味わうことができ、また学会の素晴らしさが読者に伝わったと思います。佐賀のブログでは以前から学会参加レポの報告もしており、1名体制施設でなかなか学会に参加できない方や若手で待機組のため参加できない方へ雰囲気を味わってもらうことや学会にはあまり興味がなく参加されない方に学会参加を推進する目的で情報発信しております。
また以前はY・ボード佐賀県担当の私を近畿地区のブログで紹介いただいたり、今回は逆に近畿臨床工学会をこちらのブログで紹介できたりと交流を深めることができ、大変うれしく思います。
全国の学会でお会いした時にご挨拶やお話ができるようになれたこともこういった交流のおかげであり、私自身の財産の一つです。
お忙しい中、佐賀県のためにブログの記事を一生懸命作成していただき、本当にありがとうございました。
Y・ボード佐賀県担当 石丸啓太




他にもいろんな学会、セミナー等のレポートもお待ちしていますので投稿していただける方はお問い合わせのところからご連絡いただければと思います。





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