以前、内視鏡手術に使用される物品の点検(ライトガイドケーブル)にルーペが有用であることを記載しましたが、光学視管についても有用であることを記載してみたいと思います。
ルーペは市販の1000円くらいのものです。
不具合がある光学視管を試しにのぞいてみます。
肉眼で光学視管をのぞいてみても、特に異常は見られません。
ルーペなしで写真をとったところ。
次にルーペを使ってのぞいてみると
割れているのが確認できます。
カメラヘッドにつないでモニタ上で確認しても、割れていることを確認できません。(映像少し白っぽく写っているような印象です。)
しかし、ルーペで見るとあきらかにレンズに不具合があることが確認できます。
当院ではまだ臨床工学技士による滅菌前点検ができていませんが、いずれは行っていかなければならない業務だと改めて認識しました。
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