2014-11-20

デュアルインキュiの点検

管理人です。

保育器ネタです。
通常、保育器といいますと閉鎖式保育器をイメージされる方が多いかと思いますが、処置や手術などの時には閉鎖式保育器で行うのは難しいため、開放型の保育器(ラジアントウォーマーともいいます。)を使用します。

通常は閉鎖式保育器として機能し、必要な場合に開放型に変身するデュアルタイプの保育器もあります。

つい最近、デュアルタイプの保育器(当院ではデュアルインキュiを使用しています。)の定期点検を実施しました。


当然ですが、通常の保育器よりも点検項目は多くなりますし、時間もかかります。写真はラジアントウォーマーモードでの点検風景です。黒体で温度を測定しますが、その黒体があたたまるのにも時間がかかりますし、何しろデュアルタイプ保育器は数が少ないので点検慣れもまだしていません。いろいろ行っていくうちに効率よくできるようになると思いますが。

当院ではこのデュアルタイプが数台とインキュi、V2100Gが全部で50台近くあります。これをすべてメーカーさんにお願いしていましたが、お金がかかることやメーカーさんも忙しいので1年で実施できなかったり、空いているときになるべく多くの台数の点検をやりたいので1日に5台も6台も点検してしますと、点検後にはクベースの清掃が必要になってしまうので、一気に5.6台使用できない状態にもなります。
そういったことを解消するためにCEで行うようにしましたが、CEは常に院内にいますので、無理なく保育器の点検が可能になりましたし、少しはトラブルに対応できるようになったような気がします。
チェッカやシミュレータなど初期投資はかかりますが、数が多いためすぐに元をとることが可能です。
(これは今年の日臨工で発表しました。)

保育器の点検を検討されている施設がありましたら、是非検討されてみてはいかがでしょうか。




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