今日は、佐賀県臨床工学技士会主催 人材活性化委員会企画のFORCE TRIAD保守点検テクニカルトレーニングが開催されました。
9:30受付、10:00開始の16時まで予定と1日を通しての保守点検講習会です。
技士会としてやる意義、目的の一つとして情報交換、情報共有、県内の施設がどんなことをやっていて、今後どのようなことをしていきたいと考えているのか、それを知ることで自施設に活かすことも重要と考えていました。
そのため、まず初めの30分間は自己紹介とディスカッションということでテーマを3点ほど決めて意見交換を行いました。
つたない私の進行であったため、時間をオーバーしてしまいましたが、有意義なディスカッションになったと思います。
また、ここでいろんな話をできたことで、次に学会や勉強会であったときに話しやすくもなったと思います。
他の施設の人と話をするということがどれだけ大事なことかということを改めて認識しました。
ちなみに、休憩中やお昼休みには各施設の現状や取り組みなど活発な意見交換があっていました。
(電気メスに限らず、他の装置や業務のことなど)
座学もありましたが、実際に電気メスで肉を切開、凝固を試したり、リガシュアを使ったりと貴重な体験ができるものでした。
実技は実際の点検を一人ずつ、みっちりやっていきます。そのため少人数制での開催となりました。高周波漏れ電流やREMチェック、出力測定などチェッカを使ったものから清掃の仕方、エラー履歴の見方などを教えていただきました。こういった講習会を受けないとメンテナンスモードの情報は提供していただけません。本当に貴重な講習会です。他のメーカーさんでもいろんな機種を今後やってほしいです。
最後は認定書の授与式です。
一日ご苦労さまでした。
手術室の業務に参画していくためにはやはり個人のスキルアップが必要になると思います。これからも技士会でいろんな講習会や勉強会を開催して、地域のレベルアップにつながっていく活動ができたらと思います。