さて、話を戻しますが、今回紹介するアルバムはというと、私がオーディオシステムの評価をするときによく使用する「Holly Cole Trio」の「Don't Smoke In Bed」というアルバムになります。
ジャンルはジャズボーカルになるのかな~?ポップスになるのかな~?ネットでのこのアルバムの評価も高く、私も非常に良いアルバムと思っています。基本構成は、ボーカル、ピアノ、ベース(コントラバス)とシンプルなんですが、聴かせてくれますよ~。逆に言えば不必要な音は要らないとという事になるんでしょうね!っていうか、歌が凄く上手いです。(私が言うまでもないですが。)シンプルだからこそ、ボーカル、ピアノ、コントラバスの非常に低い音から高い音まで綺麗に聴こえてきますよ!
最近は、何故か自分でもよくわからないのですが、歳を重ねるにつれて昔は聞けなかった曲(ジャンル)が、だんだんと聴けるようになってきている自分がいるわけで、不思議なことに聞く曲も時代を遡っているような気がします。このアルバムもディスコグラフィーを見ると1993年のものになっているので、22年前の曲ということになりますね。もちろん当時の私(二十歳くらいかな~)にはこのような曲があることを知る由もなく、国内のトップチャートを賑わしているような曲を聴いていたような気がします。(当時から「RC Succession」など昔の曲も少しは聴いていましたが…)
これを機に、皆さんも聴く曲の幅を少しだけ広げてみてはいかがでしょうか?きっと新しい発見があると思いますよ。
以前、Amulech AL-202H SEというデジタルアンプを購入した記事を書いたことがあると思うのですが、1つ買ってしまうと次がほしくなるもので、またまた勢いでポチッてしまいました。Amulech USB-DAC AL-9628Dです。
巷でブームということで一度は使ってみたいな~と前々からひっそりと狙っていたもので、再生できるファイル形式などのスペック的には一流メーカー品と比較し少し劣って見えますが、音質的には非常に優れているという評判を信じて購入に踏み切りました。(「スペックが良い。」と、「音質が良い。」は同じ意味のような気がしますが、意味が違います。)
使ってみた感想はというと、今まで使用していたサウンドカードと比較して音のパンチ力は少し減ったような感じがありましたが、音の切れや解像度などといったところはUSB-DACの方が勝っているような感じです。ん~どちらが良いんでしょうね~?とりあえずは、どちらのシステムでも音が出せるようにセッティングを行い気分によって聴き分けています。USB-DACの方はDSD音源をネイティブに再生できるので、ノートPCに接続しfoobar2000というフリーソフトを利用してDSD音源を楽しんでいます。皆さんDSDの方が音が良いみたいなイメージがあるかもしれませんが、従来のPCMとは変調方式が違うだけであって音質的には大差ないような気がします。(実際に聴いた感覚では微妙に音の違いがあるようですが、自分の耳とオーディオシステムで聞き比べても違いが判りません。)結局はお好きな方で聴いてもらって大丈夫ですが、理論上ビットレートやサンプリング周波数が高い方が原音に近くなるのは皆さんご存知ですよね!
ということで、東京に行ってきました。空いた時間を利用して秋葉原でちょっとお買い物。BELDEN 8470というちょっと気になるスピーカーケーブルがあったので6mほど購入。他にもインシュレーターなどを追加で購入し、とある店へ…
FALなるスピーカーシステムを販売するメーカーのお店(視聴室?)なんですが、YouTubeでたまたま「最高のスピーカーの作り方」なる動画を発見し、ちょっと気になってました。っていうか、凄く気になっていた訳です。お店へ到着すると先客がいらしたようで、社長さんがご自慢のスピーカーについての説明を熱心にされておられました。
その音を聴いた感想は…
「凄い~!!!」
ここで皆さんにその音を伝えられないのが非常に残念ですが、本当に驚きました。臨場感というか、リアルさというか、どういったらいいのでしょう?とにかく今まで聴いた中で一番良いスピーカーの音であることには間違いないです。確か「Supreme C90 シングルEXⅡ」 というモデルだったと思うのですが完璧です。私もお金が有り余るほどあれば、広い部屋でボリューム全開にしてその音を堪能し続けたいです。
皆さんも機会があれば是非視聴しに行ってみてください。私も上には上があるということを肝に銘じ、自分のできる範囲の中でオーディオを楽しんでいきたいと思います。