読売オンライン 佐賀版より
県は12日、計画停電が実施された場合に備えて、県内の自宅で人工呼吸器などを使用する患者に関する調査結果を発表した。患者234人のうち、70人については、今後、保健師を派遣するなどして、計画停電時の対策が必要かどうか調べる方針。
県によると、5月から今月にかけて、電力が必要な人工呼吸器やたん吸引器を自宅で使用する患者の状況について、県内約200か所の訪問看護機関を介して調査した。
その結果、〈1〉人工呼吸器を使う60人のうち、31人は24時間使用で、補助バッテリーの性能劣化が懸念される〈2〉吸引器が必要な174人のうち、20人は充電・足踏み式機器がない――などが判明したという。
(2012年6月13日 読売新聞)
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