http://astand.asahi.com/magazine/judiciary/articles/2012020100002.html?iref=wrchumoku
医療現場では、複数の種類のガスが診療に用いられている。「酸素」のほか、麻酔用の「笑気」、内視鏡手術や心臓手術に使う「二酸化炭素」などである。これらのガスは目的に応じて適切に使用されないと、患者の生命にかかわる重大な事故が発生する。実際、重大事故が繰り返され、そのつど国や業界団体が再発防止のための注意事項を医療現場に伝達してきたが、事故はなくならない。昨年7月には神戸市立医療センター中央市民病院(北徹院長、700床)で手術直後の患者に酸素吸入しようとして間違って二酸化炭素のボンベを接続してしまい、患者が一時心停止になるという事故が起きた。同病院は「患者中心の質の高い医療を安全に提供する」ことを基本理念に掲げた神戸市の基幹病院であり、事故が起きるわずか2週間前に最新の設備を整えて新築移転したばかりだった。同様の事故は2008年にも福岡県の公立病院で起き、2人が死亡している。なぜ医療用ガスの取り違え事故が繰り返されるのか。その背景を調べていくと、医療用を含む高圧ガス全般を規制する高圧ガス保安法にたどり着く
▽筆者:朝日新聞編集委員・出河雅彦
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中央配管の色とボンベの色が違うのは本当にリスクが高く、事故があるのも容易に理解できますし、明日は我が身と思わなければなりません。
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