2011-10-31

緩和ケアチーム

管理人です。

先日、当院の緩和ケアチームが5周年を迎えました。5周年を記念して講演会が開催され、その後食事会が開催されました。


管理人は臨床工学技士ですが、緩和ケアチームに入れていただいています。
5年という年月の間には一言では言えないいろんな壁があったようです。私はまだ今の施設に入職して3年目ですが、緩和ケアチームが軌道に乗ったときに参加させてもらったと思います。

緩和ケアチームとの出会いは職場の歓迎会でした。
私ははじめて採用される臨床工学技士として、また院内で1名の臨床工学技士として入職しました。所属は麻酔科ですが、常勤の麻酔科Drもいらっしゃらなかったため、本当にひとりでした。

部屋にはロッカーも机もなく、また初めての職種なので、他のスタッフがどう接すればいいのか、また臨床工学技士って!?といった感じだったと思います。何をするにしても、誰に聞けばいいのか、どこにいけばいいのか、さっぱりでした。
今でも分からないこともありますし、業務は自分で何でも作っていかなければなりません。業務的なことを教えてくれる人はいなかったので、学会やセミナーなどにたくさん参加して、いろんな人に声をかけて相談するようにしました。
そのため、今ではいろんな施設の方にいろいろ相談をさせてもらっています。
それでもまだまだ手探り状態です。

もちろん歓迎会も一人です。
そんなときに外科医長が声をかけてくれました。今でも覚えていますが、一人でいるよりもみんなといたほうがいいと。緩和ケアチームに入らないかと。

緩和ケアのことは何もわからない状態で入りました。今でも全く分かっていません。
本当に奥が深いし、専門的な用語やオピオイドなど薬の種類が多いと思います。
私はこれまで医療機器のことメインで勉強し、また臨床工学の視点でいろいろ考えていましたが、カンファなどの参加したり、食事会でいろんな人のお話を聞くと、こういった医療もあるんだなと思いました。
そういったことを思えること、出逢えたことがすごく嬉しく思います。

緩和ケアチームに臨床工学技士が参加している施設は少ないと思いますが、何かお役に立てたらと思います。また、臨床工学技士が関わるメリットを打ち出せていけたらとも思います。

緩和ケアチームも手探りで5周年を迎えることができました。私も手探りで業務確立を行っています。いろんな壁はありますが、いろんな人から親切にしていただいて、今はやりがいを感じながら仕事をすることができています。

5周年おめでとうございます。

0 件のコメント:

コメントを投稿

第5回佐賀呼吸療法セミナー

 今年はwebでオンデマンド形式開催です。 このセミナーはいつも人気で定員が早めに埋まる可能性があります。 申し込み期限は1月末までとなっておりますのでよろしくお願いします! https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01c...