医療介護CBニュース Yahooニュースより
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140106-00000004-cbn-soci
佐賀県は6日、ドクターヘリの運航を17日から始めると発表した。佐賀大医学部附属病院を「基地病院」、県医療センター好生館を「連携病院」として県内の救急医療体制の一翼を担う。15分以内で県内全域をカバーできることから、同県は「山間部や離島の救急医療のさらなる充実につながる」と期待している。【新井哉】
ドクターヘリを運航する自治体では、基地病院1か所を拠点とするケースがほとんどで、佐賀県のように2か所の中核医療機関が連携して運航するケースはまれ。さらに119番通報で重症が疑われる言葉が入っていた場合、すぐにドクターヘリに出動を要請する「キーワード方式」を採用。要請から出動までの時間を短縮することで、迅速な救命活動につなげたい考えだ。
運航時間は午前8時半から日没の30分前まで。臨時離着陸場(ランデブーポイント)は県内に151か所あり、消防機関などが適切と判断した場所に着陸するという。同県は「救命率の向上や後遺症の軽減が図られ、県民の『安全安心な暮らし』に役立つ」としている。
運航開始に先立ち、7日から15日まで各地の消防本部との運航訓練を行う。当面は基地病院の佐賀大医学部附属病院に常駐するが、4月からは県医療センター好生館にも週2日程度常駐する方針だ。
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