2012-06-13

増員

来春のCE増員に向けて、資料を作成していますが、これがまた難しいです。

まず、今の現状でマンパワー不足だから人を増やして欲しいのか、こういった業務をやりたいから人を増やして欲しいというのか、またはその両方か。

マンパワー不足であれば、各部署に協力してもらったら?と言われたら・・・
こういった業務をやりたいから!といっても、費用対効果が出しにくいものが多く。


増員してくれるのか分からないのにこういった資料作成でかなりの時間を割くのも・・・と弱気になりながらも心の片隅で期待を込めて一生懸命頭をひねっているわけで・・・

いろいろ考えていると、増員を検討してもらうことっていうのはやはり難しいですね。
もちろん経営者側は視点が全く違うのが当たり前で、日頃どれだけ自分ががんばっているのか、どれだけ必要とされている職種になったのかということが問われます。


当院は臨床工学技士が採用されて4年目に入りました。今のところ私、1名です。
県内は約半数、同じグループの病院では6割が1名体制です。


1名体制は1名体制のメリットというものがありますが、もちろんデメリットもあります。

いろんな考え方があると思いますが、私個人の意見としてはやはり少しずつでも組織を大きくしていきたいと思っています。
臨床工学技士が関わることで安全な医療の提供に貢献できることがたくさんあると思いますし、それをやっていくには一人ではなかなか厳しいときもあります。

人工心肺や人工透析など臨床工学技士の業務、必要性が認知されている診療科が当院にはありません。
こういった診療科が無い病院で複数名体制の施設って県内にはあまりないと思います。

でも全国を見たらたくさんあるはず。

4年で増員はやっぱり無理かな~と弱気になりつつありましたので、ブログで愚痴をこぼしてしまいました。

さて、資料をつくりましょうか。

まず、保育器の定期点検をCEが行うというのを検討中です。40台ほど閉鎖式保育器がありますので、保守点検にだいぶお金がかかっていると思います。また、稼働率も高いのでメーカーも計画的に行うのが難しいと言っています。
院内で保守点検を行う施設が増えているようですので、これはやってみたいと思っています。

臨床支援は先生たちが毎年異動されたりするのでなかなか読めません・・・

次に、手術室ME機器の保守点検を少しずつ初めていけたらと思っています。
手術医療のガイドラインを見ても、臨床工学技士が6ヶ月または1年~という文もありますので、できる範囲でということにはなると思いますが、まずはやってみることですね。

次に休日、夜間の対応ですが、年間15件ほど呼び出しで対応しています。月に1回~2回の割合でしょうか。
サービス待機です。電話対応は数に入れていません。

中央管理の充実。
中央管理を初めて2年経過しました。この2年間でほぼすべての部署の輸液、シリンジポンプを中央管理化に移行しました。
中央管理にしたことで、明らかに使用中のトラブルが減った印象です。このデータを出し、さらに中央管理機種の増大を視野にいれたいです。

あとは今行っていない機種の定期点検や部品交換です。
今はやっていないけど、トラブルの要因になるからってところを全面に出します。

あとは日常点検を充実させる。
1名体制なので日常点検などのルーチン業務を作りにくいです。(作ってしまうと休めなくなります。)
本当は日常点検をやったほうがいいものがたくさんあります。

次に勉強会。
2011年度は院内の勉強会を18回、学会発表やセミナー講師、他施設での講演を5回行いました。
たぶんこれ以上は発表も難しいですし、勉強会も。依頼は増える一方です。

お金につながることは少ないですが、こういったことをやれば少なくとも今よりも病院の医療の質は上がると信じて、資料を作成してみます。

この内容だと増員は難しいですかね!?

2 件のコメント:

  1. お疲れ様です!
     いつもながら管理人さんの活動に刺激をうけている若輩CEです・・・僭越ながらコメントさせていただきますね。
    長コメですが、ご了承のほどを(^_^;)
    文面から管理人さんの苦悩がヒシヒシと伝わってきました。4年の歳月で、これだけの功労をなさってきて正直、圧倒されてしまいました(笑)
    このような高い貢献は企業から評価を受けて、然るべきと正直、思います。損得抜きで報酬以上の働きをして、患者さんのため、医療質向上のためとCEとしての全能力をなすべきことに集中投下しているわけですから・・・
    とは、いうものの、このような境遇に共感できるのも孤軍で奮闘に耐えない日々を送る高い志をもつCEに限定されてきますかね。組織力は大切です。日本の社会や集団は、全体主義に価値を置いてますから、それだけに数の多さ=組織力といった風潮は否めません。だからといって、質こそ全てと少数精鋭を豪語しても、周囲に認知と理解が得られなければミステリアスな集団あるいは得体の知れない組織と揶揄されるのでしょうが・・・質、量ともに充実した組織が理想ですかね。有用で価値ある善行も新鮮すぎたり、変革をもたらす考え・行為や活動は、現状維持型の保守思考の強い企業風土である場合、変化を回避するがため、出る杭は打てと言わんばかりに、あたりさわりのないソレっぽい論調で有望なイノベーター(変革推進者)を退けて挫かせます。
    高い理想(ヴィジョン)とモチベーションを有したテクノロジスト(CE)が、企業組織の求めるCEに対するニーズとの高低差、つまり、CEの実現させたい方向性と企業組織の方向性に乖離を明確に認識したとき、著しいショックを受けることが少なくありません。最近、私も求める目標が崇高だ、そんな高いもの(ヴィジョン)は病院は求めていない、プロでなくてもよい、などとエグゼクティブなスタンスにある人からハッキリといわれて、深く沈んでいたところです・・・軽くバーンアウトですか(笑)
    医療機器管理を通じて医療の質向上に連動させることのスタンダードな価値観(管理人さんのところだと管理業務を充実させるために技術者の増員が不可欠といった考えに近似)をもって活動するCEとしては存在価値を低く査定されていたものだと現実をしったものです。
    技士の定数化や診療報酬といった国のお墨付きが、現場CEの苦悩を緩和して、企業内でのCEの価値と地位を客観的なものへと押し上げてくれるものでしょうが・・・それまでは地道な努力と忍耐で頑張るしかなさそうですね。今の時代を生きるCEとして・・・(笑)
    組織力ついでですが、管理人さんの病院には医療機器管理委員会とかいった組織はありますか?医療機器を使用している他職種(他部門)の代表で構成された委員会で病院全体として医療機器の安全管理を推進していくといった趣旨の組織ですね。この委員会はCEの活動を定期的に開示できる場であり、委員会を通じてCEの要望を病院へ伝えることができます。例えば技士不足を問題提起して審議して委員会メンバー全員をCEの理解者として味方につければ、それだけで説得力が増します。かたちは違えど、これも組織力の部類でしょうか。プラス管理人さんの熱意ある直談判を組み合わせると相乗効果が期待できそうですね^-^
    以上、技士増員が叶うよう応援しています!

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  2. 匿名さん

    コメントどうもありがとうございます。
    4年目に突入しましたが、入職当時に思い描いていた構想とはかけ離れすぎています。(ちょっと甘かったかなとも思います。)
    一応、5年以内にはこういった風になっていたいなぁ~と思って入職しまして、そのためには実績を積んで、みんなに認めてもらって、絶対必要!とされるCEになり、またその集団を作って、どんどん病院を良くしていこう。佐賀県全体もみんなでレベルアップしていこう!と思っていたんですが、正直まず認知度の低さやどう関わっていけばいいかがわからない状態でした。(今もですが・・・)

    依頼されたり、言われるとやりやすいんですが、そこまで行ってないんですね。だから、こちらから提案をすることばかりでした。
    最近では、いろんなことを依頼されるようになって来ましたが、まだまだですね。
    何でもいいので、とりあえず足跡を残していこうと思い、地道に行動しています。

    医療機器管理委員会は残念ながらございません。
    医療安全委員会や手術室運営委員会などはありますが、医療機器に特化したものはありません。それも今後の課題ですが、病院幹部と面談があります。1年に1回ですが、業績をまとめて提出して、ヒアリングを受けます。
    実はこれをチャンスにしており、それが来週ありますので、その前に増員要望の書類を関係各所に根回しをしておこうと今必死に資料を作成しています。
    どうなるかわかりませんが、やるだけやってみようと思います。

    コメントどうもありがとうございました。
    すごく励みになりました。今後もいろんなコメントやいろんな情報もお待ちしております。

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